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▼ 父の日の思い出

私が15歳のころ、おとんがガンになりました。
確か肝臓のガンだったと思います。

その時、お医者さんには
「もってあと半年だろう」と言われたそうです。

おとんは病院で検査を終えて家に帰ってくると
「酒の飲みすぎで、やっちまった」と
笑いながら家族にその報告をしていました。

その夜、リビングの隣の部屋でおかんが
しくしくと泣いていたのを覚えています。

そのころ私は、いつも悪い仲間とつるんで、
ケンカをしたり、警察にお世話になったりと、
両親を不安にさせては、怒られていました。

そんな状況だったので、おとんが
「ガンになった」と私に言った時も
そこまで感情移入ができませんでした。

「もってあと半年」と言われたのに、そこから
おとんは普通に仕事をして、普通にいつも通り
くだらないダジャレを言っては笑っていました。

予定の半年を過ぎても、一度入院はしましたが
おとんはまったく死ぬ気配もありませんでした。

私が大学に入学して東京で一人暮らしを始めて、
2年ちょっとたった頃、またおとんの具合が
悪くなり、ガンセンターに入院をしました。

おとんが入院をしても、なかなかお見舞いに
行く気になれずに、毎日ふらふらと大学生活を
送っていたのですが、そんなある日、
おとんが私の一人暮らしの家に、突然やってきました。

肝臓のガンのくせに、私が二十歳になった
記念に一緒に酒を飲みたいからと言って、
ビールと一升瓶を持って。

私が15の時にあと半年、と言われたのにも関わらず、
おとんは私が二十歳になって一緒に
お酒を飲むのをずっと夢見てくれていたんです。

家族のために、医者がなんと言おうと自分は
あと5年は生きるんだって、勝手に決めていたそうです。

その夜はおとんと飲み明しました。
今までガマンをしてた分、全部吐き出すように
泣きじゃくりました。

やっと、ごめんなさいと、ありがとうを
言うことができました。

3週間後が父の日だったので、私はその日から
めちゃくちゃバイトをして、父にプレゼントを
買って初めてのお見舞いに行きました。

その時病院で看護婦さん聞いたのですが、
おとんは、病院を抜け出してどこかに行くなんて
とんでもない状態だったそうなんです。

それからは、暇を見つけてはおとんに会いに
行くようにしました。

いつも、私が行くと、横になっていないと
きついはずなのに、絶対に立ちあがって待っていて、
父親らしくしようとするんです。

そんなおとんも、その年の秋に亡くなりました。
前日の夜に、もう数時間しか持たない!
と言われたのに、次の日、私が到着するのを
待っていてくれていました。

「自分が死んでも、お前は絶対に泣くな」
そう言われていたので、絶対に泣きませんでした。

と、いうかまったく実感がなかったので
泣けなかっただけかもしれません。

私が父の日に贈ったネクタイピンは、
今でも私の手元に置いてあります。

もう、仕事なんかできないはずのおとんに、
「まだ、復活してもっとがんばってほしい」
という意味を込めて贈ったネクタイピン。

おとんは、それをずっと大切に持っていて
くれたみたいでした。

私は、二度とおとんに父の日のプレゼントを
することはできません。

だから、あなたには絶対に
後悔してほしくないんです。

プレゼントも大切ですが、本当に大切なのは
ありがとうが言えるかどうかだと思うんです。

ありがとうの気持ちは、史上最高の贈り物!

さあ、今年あなたはお父さんに何を贈りますか?



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